Dear Mr Piers Leigh
My Rapierの元オーナーであり師匠のMr Piers Leighドライブでイギリスのヴィンテージレースを走っていた頃のLagonda Rapier、2000年頃の写真。(右上CAC36)
その後、師匠がFrazer Nash(レイザーナッシュ)を手に入れるため手放す事になって、10年ほど前に我が手元に来ました。
遠い彼の地、日本に来てまぁまぁの時間が経つRapierですが、なかなかその本来の力を発揮出来る土俵と出番がありません。
そんな折、久々にメールをいただきました。
なんでもその後何年も掛けて仕上げた、Frazer Nashは心を痛めながら次なる仕事の独立のために昨年末に手放したんだと。
愛情込めて仕上げた車を手放すのは愛娘との別れの様に本当につらいかったと・・。
しかし、彼曰く「しかしね、イギリスにはこういう諺があるんよ」って
「この扉を閉めると違う扉が開く」
こういう話はおっさんになってくると更に響く物があります。
ノースヨークシャーはワインディングロードが続く、クラシックカーを走らせるのには絶好のロケーション。
このサインは彼が始める、新しい仕事、その店のサインだそうです。
この5月にはスタート出来そうだとかですが、自分のタイミングといい何かそんな巡り合わせなんでしょうかねぇ。
「また君とクラシックカーの仕事で関わりが持てると嬉しいね」って。
はい、いつか必ず。。