DOG EYES

世田谷区上用賀にある英国車専門店 “パルクフェルメ” のオフィシャルブログ

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マーちゃん桜のお引っ越し

古くからこのブログを見てくださっている方は、この桜の名前の由来をご存知だと思いますが今一度。

初代のゴールデン「マギー、通称マーちゃん」が逝ったのが今から10年前。
お骨を埋める場所を悩んだ結果、この場所に桜を植えてその下に埋めようと言う事になり、選んだ木は大島桜。
ソメイヨシノより少しだけ遅く咲くのと、少しピンクが強くて花が大きいという事で選びましたが、ここに来た当初は背丈が1.5m程度の細く小さな幹で、植たもののその年の春を迎える前に立ち枯れしてしまい、とても悲しんだものです。
どうしようか悩んでいましたが、時を経て、根元から別の幹が出て順調に育ち、1年目は花を咲かせなかったものの、2年目に1輪、3年目には花見が出来るほどの花を咲かせ、その後は順調に年々、その幹は太く大きく育ち今に至りました。



順調に育ち続けたマーちゃん桜は、既に3階で花見が出来る程の勢いで大きくなりましたが、コンクリートの上に囲いをしただけの素人の造作なんで、このまま更に育つとそれはそれで問題があったようです。
そこへ今回のお引っ越しが重なった訳ですが、どうも不思議な物で、この下の土に植えなかった事でマーちゃん桜のお引っ越しが可能!
もちろんその道のお知り合いのおかげですが、今日、枝を落として職人さんの皆さんで大移動。




頭領のUさん、ひょんな事から仲良くさせていただいておりますが、妹のあの方はテレビでも有名な方。。
本当は桜は枝も落とすのも難しく、ましてや移植等はまったく無理な木なんだそうです。
桜はそもそも病気になりやすく、幹からばい菌が入るとすぐに枯れてしまうそうで、この条件でも移植して大丈夫かといったら生存率は30%位のつもりでいてくださいと言う事。
でもね、ちゃんと愛情掛けて、話しかけて来た樹木はちゃんと生き残るそうです。
それにダメもとだし、ここで枯れちゃうより全然良いでしょ。

植物は話しかけると葉や幹が揺れて、その言葉を記憶出来るそうです。
事実その研究は既に裏付けがきちんと取れていると聞きました。
木や植物などに心などある訳がないと、もし思っている方がいるならば、それは既に古い考えのようですよ。